プライベート通訳案内士①

コロナ禍の後、円安が進み、私も本帰国をし、この3年弱でカナダやメキシコから友達が来日すること多し。

18歳から1人旅しているので、以来の友達を今までは私が何度も訪ねています。
そんな時、現地で一緒にご飯を食べに行くと、会計時にどっちが払うかで軽いやりとりがあるのです。
2回くらい「私が払う」「いや、ここは私が」みたいなキャッチボールを繰り返し、友達が「ここは払うから、日本に遊びに行ったらその時はよろしく!」で終わるのがテンプレでした。

もちろん来日はして欲しいと常々思ってたし、日本で彼らを出迎える時ほど嬉しいことはない。
が、あの「よろしく!」を今になって有言実行は結構イタくもある。
メキシコ人、数人家族で来るんだもん。私が奢ってもらった時は私の分だけだったぞ☺︎

プライベートツアーを自国の旅行会社で組んで来て、私が自由行動日に合流するパターンもあれば、ほぼ全て自分たちで計画してくるパターンもある。大家族内の甥や姪がSNSで情報を得て行きたいところを組むわけです。
私の場合、愛知県なので関東・関西圏なら日にちさえ合えば、新幹線で簡単に行けるのが幸い。

国内外どこも基本は1人旅派だけど、親友や家族と旅行する時も検索慣れしていてるので計画を立てることが多い私。
自分で言うのも変な話だけど、無駄が無く、詰め込んでもいない、そんなスタイルが好評なのです。

①親友2人と全行程ワタシ作の旅

メキシコから親友2人が来たときは、全工程組んで、2人とも大満足。
彼女たち曰く、帰国後に日本へ行ったことがある同僚や友達に「2週間で〇〇〇や△△△に行った!」と言うと「2週間でそんなにまわれるの?」「そんな体験もしたの?」と羨ましがられたそう。
体験としてカプセルホテルやネットカフェ泊を使う一方で、温泉宿に泊まったり、舞妓体験にプチ花見、体力の様子見てフリーの時間も入れていたので、彼女らの希望で急遽癒し系マッサージやただ散策に変えたり…と臨機応変に対応。私、どちらかというと見る専のWindow Shopperなので「□□□が買いたい」と言われれば、だいたいはお店の検討が着く。サクッと調べたり電話したししてパパッと連れて行くから、お土産購入や本人たちの買物の成果にもご満悦でした。

②親友の親戚2家族と大阪旅

今年は夏にメキシコから8人来て、大阪で合流。
これは親友の親戚だったので、私もこの時が初対面。
この会ったこともない親戚を「頼むぜ」の一言で任せるのは、メキシコあるある。

2つの親戚家族で作ったグループで、1つの家族は比較的裕福で主軸は買物。
もう1つの家族は買物も興味はあるけど中流階級くらいらしく、お金も湯水のように使えない。だから全行程それで埋まるのは納得していない様子。70歳超の方も居て、足が悪く、時に杖も必要なので広島や山陰まで足をのばすのは少し大変そう。
そこで、買物派にはTikTokを見ただけで「難波はもう私の庭」とのたまう若者が居たので、彼女に任せることに。
後者に日帰りの奈良旅を提案。東大寺と春日大社も回りたかったけど、途中で足の悪い方の調子に合わせて東大寺と奈良公園だけに。それでもご満悦でした。
夕方頃に道頓堀あたりでご飯を兼ねて、もう1つの家族と再合流。

これ以外にも、カナダ在住のメキシコ人友達家族も来日したっけ。
この時は、私はまたも大阪で合流。彼女の息子が京大に交換留学中だったので、彼を中心に計画が組まれていて、私が計画にアドバイスすることも無く。息子クンもお母さん(私の友達)に良いとこ見せたいだろうしね。

旅の主役

計画しながら思うのは「~も連れて行きたい」「~も好きかも」という善意が必ずしもベストな計画ではないということ。
友達なので、母国の素晴らしい所をとことん見せたい気持ちが大きい。
けれど、彼らが同じ心持かというとそうでもないというのを学びました。
私が「案内するから来なよ」と発端になって日本旅行を決めたのなら、観光地を選ぶ責任はある。
でも、どの友達も「日本行きたい!」が先行で、そこに「Nomadista(私)も居るし!」といった感じ。
どうしても行きたいところがあれば事前に少しは調べてくるだろうし、それに+αで要領よく交通手段や宿の場所を提案する程度が丁度いいと経験値で掴みました。

しかし、友達相手でも通訳しつつ観光地案内って、まぁまぁ大変。
私は友達を見送った後は、現地で一食ゆっくりと一人で食事を楽しんでから帰宅するようにしてます。
“お疲れ様、ワタシ”飯。

これを職業にしている通訳案内士さんたち、尊敬しかないです。
今後は国内旅行をしたいと思っている私は、日本史や地理の勉強になりそうだと資格勉強に興味を持ったこともあります。何かお尻を叩くものがないと、机に向かわない性格だからね。
日本を海外にもっとアピールする、というのは私がどこかコアに持っている気持ちでもある。
とはいえ、実際に案内を仕事にするとなると、体力的に難しく出来ないだろうなと思うのです。