一時帰国のはずが2回目のお正月
嗚呼、母国
こうして2019年11月中旬に2年ぶりの帰国を果たしました。
初日は実家で和食と湯船、日本酒飲んで爆睡… でも時差で早めに起きちゃう。
翌日は、出先で妹と合流し、母と3人でランチ。
そこから、妹の家に行き恒例の姪に帰宅を家で待ち伏せという“帰国サプライズ”。
1人は嬉しくて号泣、私ももらい泣き(笑)
11月下旬に姪の誕生日会をした頃、急遽アメリカの親友から「遊びに行きたい」と連絡があり、その翌週には我が家へ到着。約1週間を過ごしました。
ところが帰国後すぐにぎっくり腰になった私は大して同行もできず。でも彼女はそれも承知、一番は我が家に居るのが大好きで、少し日本語が話せるし、「日本が好きすぎてこの国に居ること自体が幸せ」と1人で楽しんでいました。
彼女を見送る頃にはもう1人の姪の誕生日会、クリスマス、年末年始… その間には、腰痛治療に鍼灸院通い、一緒に年末年始を過ごすはずだった祖母の緊急入院もあり、慌ただしく毎日が過ぎました。
年を越してやっと落ち着いた頃、最後の親不知が暴れ出しプチ手術、抜歯後に歯の破片が歯茎に残り悪化… 2月中旬くらいまで思うように食べれない日々が続きました。
日本でもクルーズ船乗船客からの感染が連日報道され、日本人の感染死亡者が確認され始めた頃でした。
行動自粛、メキシコへの復路便は全便欠航
東京の大学を出たこと、メキシコ生活前まで名古屋で会社員をしていたこと、それで帰国すると東京と名古屋を訪ねて友達と飲むのが恒例でした。
2月中旬には少し体調も落ち着き、時間的にも余裕が出てきたので、友達と予定を調整始め出した頃、コロナが遠い異国の話ではなくなって来ました。
あっという間に日本でも感染報告が増え春先には色々な自粛。
たくさんの物が店頭から消え、連日感染者数が報道され、不安を煽るワイドショー。
5月にメキシコ戻り予定の復路は、毎日運行だったのに偶数日運行になり、3-4日毎運行になり、GW最終日に成田-メキシコシティ便は完全欠航と連絡がありました。
マジか…
先行き不安しかない
2年ぶりの帰国、姪も高校入学だし、と皆で国内旅行を計画していたのである程度の蓄えは用意してきたけど… これって、目処は?
こちらでも通訳をしたかったけれど、私が大好きで得意とする製造現場通訳は対面業務が基本。
感染のリスクが高いし、国の水際対策で外国人の来日が自由ではなくなりそもそも対象になる研修がキャンセル続き。
いつ急に復路便が復活するかも見当がつかない。
毎月下旬頃、翌月の運行状況が発表されるのでモヤモヤした毎日。
もともと航空券は11月日本IN、6ヶ月間有効の航空券で、5月日本OUTでした。
自発的キャンセルではなく航空会社側のキャンセルであったため、有効期限自体をもう半年追加で11月まで有効の1年航空券扱いにしてくれました。
で、その11月を迎えた時点で既に2021年1月末までの欠航が発表されました。
航空会社に問合せをすると、そのまま航空券orヴァウチャーとして更に1年の猶予をくれるとのこと。
航空券:航路変更不可。就航復活日から1ヶ月以内に搭乗すれば追加料金は無し、それ以降は搭乗日の本来の該当航路の航空券金額と手持ちの航空券の差額が発生する
ヴァウチャー:商品券のようなもの。航空会社が運行する航路であればどこでも航空券代の一部として利用可能。
結局ヴァウチャーにしました。
就航復活から1ヶ月以内に友達と会って準備してというのは難しく、追加料金無しは非現実的。これまでのモトを取るべく同航路はかなり値段が上がると思います。
ヴァウチャーでも差額は確実に出るけど、例えば韓国(仁川)−メキシコシティという東京発着より少し値段が安い航路に適用も可能。日本−韓国(仁川)は、貯まっているSkyTeamメンバーでボーナス航空券で現金出さずに賄える。24時間以内の乗り換えなら荷物は航空会社側でそのまま乗継ぎ便に搬入と言うことで、手間も無いとのこと。
この時点で2020年内の戻りは200%断たれました。
去年の帰国時と同様に、11月と12月の姪の誕生日会、日本でのクリスマスと年越しが確定。
ワクチン接種→即旅立ちとはならない
この時点で「メキシコへ戻る」という計画を日程を以て立てることを止めました。
昨年末から諸外国でワクチン接種が始まるも、更に強い変異種が暴れ出し、イマイチ“これでイケるぞ!”感がない。
現時点で日本での接種開始は春が予定されていて、2回の接種が必要、私は優先接種の層に該当しないので、予定も後の方だろうし。
だから…
実際にワクチン接種の日程が出たら、そこから日本を発つ計画を見直そう。