全粒粉100% 自家製食パン
料理は生きるための手段
美味しいかはともかく、料理をするのはストレス発散にもなって嫌いじゃない方です。
大学のために上京して以来一人暮らしをしているので、毎日外食する懐具合でもないので料理を避けては通れませんでした。
食べるのは好きなので「作るなら美味しいものを」と、料理本をよく買い込んでは格闘したものでした。
お恥ずかしながら高校3年まで過ごした実家では上げ膳据え膳でした。
炊飯器の使い方も味噌汁の作り方も知らずで、私の味の源は1人暮らしを始めて買うようになったオレンジページです。
後に炉端屋を繁盛させる腕前を持つオカンと暮らしていたのに残念としか言いようがない。
受験生の頃は、徹夜で小腹が空いても私がするのは冷凍おにぎりをレンジでチン、粉末スープにお湯を入れる、進化してもスクランブルエッグ程度でした。
大学生から一人暮らしをしたことは、カナダ・イタリア・メキシコと海外での節約一人暮らしに大いに役立ち、現地の食材を使った自炊力向上につながりました。
海外生活で食材にも気を配るようになり、社会人になってからは自分の収入の許容範囲内で良い食材を取り入れることを心がけています。
自分には甘い人間なのでそれほど厳しいわけではなく、スイーツやお菓子といったジャンクフードにも出費しがちですが。
オートミールショック
朝は日本でも海外でも出勤前はバタバタしがちで、会社員時代やフリーランスでも出社が早い時は基本的に和風オートミール粥を朝食にしていました。
全行程で3分程度もかからないし、栄養価も悪くないので、それでも食材へのこだわり圏内に居る気がして罪悪感が少ないのです。渡墨前の会社員時代からなので、もう10年以上の習慣です。
帰国してからもコロナ禍で在宅での仕事が増え、“消費カロリー<摂取カロリー”になりがちだったので、健康のためにと大容量のオートミールを買って続けていました。
ところがこのコロナ禍で何が発端なのか、いきなりオートミールが入手しにくくなりました。
いつもの品が業スーにも大手のスーパーマーケットからも消えてしまい、目新しいブランドのオートミールが並んでも値段が需要高に連動してかお高くなり始めました。
買えないというより、相場を知っていたので買いにくいというか。
現在はパンデミックでXX年ぶりに実家に身を寄せていて、夜は自炊せずオカンの膳を遠慮なく楽しんでいますが、朝食と昼食は皆バラバラなので自炊という暗黙の了解があります。
私は昼食に和食を好んでいたので、朝食も和食だとコロナ禍で消費カロリーが少ない今は多すぎる気がして、朝食をパンに変えることにしました。
食材を気にすると、白いパンより茶色いパンが良いと言われています。
それならと開店したばかりのハードパン専門店が評判なので行ってみました。
とても美味しいのですが、毎日食べる価格としては難しいところ。
買えないなら作ればいいじゃない
そこで母が数年前に購入したというホームベーカリー(HB)で、全粒粉100%のパンを作ろうと思い立ちました。
HBの説明書通り作り、注意書きにもあったように、全粒粉100%ゆえの高さの無い食パンができました。
味は悪くないけれど粉が凝縮され過ぎているというか、フワフワさに欠けるというか。

そこで色々と配分を変えては試し、 クルミ・アーモンド・ピスタチオ・クコの実を砕いて投入してみたり、最終的に高さの出た一品ができあがりました☺
昔、オーストリアの友達の家に滞在していた時に朝食で出してくれたパンに似ています。
重めで実が詰まっているというか。あの時は薄く切ったチーズを乗せて、軽く塩胡椒をして食べていたのを思い出して真似してみると、朝食というよりワインのつまみになりそうな品になりました。
もっとふんわりできそうなので、しばらく試行錯誤をしながらパン作りを続けていきそうです。
