家探し(4)・完
やっと契約
*2013年の家探しのお話です
契約締結は、署名する前に本当に片付いたかも見たかったので、そのアパートで行うと指定しました。
当日は保証人として人事部長に同行もお願いしました。
書類も彼が揃えてくれて何度も「私に不利益な内容じゃないよね」と確認しました。
当時はスペイン語がまだ達者でもなく、きちんと座学で勉強した事も無いので、長い文は避けがちで。
FM3を取得する際のゴタゴタもあって彼のSi(はい)は1回じゃまあ信用ならない。
今読み返すと… 誤字脱字はあるし、保証金返金条件も透明とは言えず(実際に退去時は揉めました)。
当然ながら、結局は人に頼らず自分だなというのを再認識しました。
出来る人は早い
アパートに入ると、中は見違えるように掃除され、壁も白く改めて塗り替えられ、見映えのためかテーブルセットまで施されていました。
驚いていると、野球帽(私側の不動産)が
「お金を稼ぐ人ってのは、仕事が早いんだよ」
と一言。
“らしいな”と私も頷きました。
特にメキシコでは、これ結構当たっている気がします。
あの内見時の散らかり具合は思い出せない程の整いようでした。
Home Sweet Home
無事署名も終了、諸手続きなど残るもののこの2週間後の週末に引っ越し日を決めて解散となりました。
長かった家探しはこれで一旦終了です。
翌週からは、予算以内でこれまた人事部長にアシを借り、生活品の買出しが始まりました。
ほとんどのものは備え付けで、実際は手ぶらでも入居できる状態でした。
ただ、あの散らかり様を見てしまったので、マットレスと食器(全て洗ってくれたけれど)と冷蔵庫と洗濯機は処分してもらい、自分で買いなおすことにしました。
「孤独死してんじゃないか?」レベルの不潔さを内見の時に見てしまい、それを共有している気がして、例え貯金を削っても新調したかったのです。
結果的に大型家具+家電は会社から補助が出て、その範囲内で買い換えたので負担はゼロでした。
やっとメキシコ生活の定礎ってとこかしら。