ドタキャン
「行こう」→ 日付を決めない場合はその場のノリで終わる
先日、就業先の日本人スタッフとランチをしていて、“メキシコ人と計画を立てる事の難しさ”の話題になりました。
これね、本当に難し… かった。
今となっては、もう彼らと計画を立て実行する事に期待感を持たないので、あまり害はないけれど。
私は、会社員時代には三連休になると、バスで遠方(片道8−10時間程度)の他州に旅行に行くのが定番でした。
ずっとバックパッカーだったこともあって一人旅に慣れているので、サクッと目的地を決めたらチャチャッと用意をしてバス搭乗券を買って、夜行便で発ちます。
FBに載せるので、自宅に戻って最初の週末は友達と土産話の夕食会になります。
で、必ずのように上がるフレーズが
「今度、XXXに皆で行こうよ」
メキシコに来た頃は、こうした言葉を真に受けて私も
「いつ?」
と返していました。
「仕事のスケジュールとか見てみるから、詳細はその後話そう」
… この返し、ほぼ実現しないです。
逆に、その段階で具体的な日程まで決まると、結構実行されます。
でも、具体的な日程が結構先だったりすると、予定が近くになるにつれて本当に大丈夫かの確認が必要です。で、だいたい
「あー、その日は家族のXXXがあって…」
となり、消えていくわけです。
プラン無しのBBQか飲み会は実行力が高い
そんな中、傾向的にこの二つ↓は実行率が高いという印象があります(私調べ)。
「この後、飲みにいく?」(金曜の仕事後)
「今週末BBQやるけど、来る?」
週明けの出勤日に「週末どうだった?」と聞くと、
「同僚と飲みにいった」
「家族で集まってBBQした」「友達家族と食事した」
という回答が多いのもうなづける。
仕事後の飲みは、結構職場の同僚と行くことも多く、実はこの国も“飲みニュケーション”があったりする?と思っています。
ただ、仕事については不満を面白おかしく話題にすることはあっても、聞いてて嫌になるような流れの仕事話は今まで飲みの席で聞いたこと無いです。
だいたい、プライベートの話や笑い話が多い。
BBQは日本だとできる公園も限られるため場所の確保や、庭でするにしても近所への煙など、気にすることが多くて要計画は避けられない気がします。
メキシコは、誰かがグリルセットを持っていれば後は各自肉なり飲み物なり持っていくだけで、どこの家庭の庭でもサクッと開催出来ます。
ただ、これも「再来週の…」と先になるとドタキャン率高し。
我が道を行く
結局行き着いたのはこれ。
私はおひとり様に慣れているので、旅も週末の予定も基本的に一人で行くものとして計画してます。
行きたい! したい! と興味がわくと抑えられない性分です。
近いタイミングで友達から「何やってんの?」と電話がきたりすると「XXX行くけど、興味あるなら来る?」と返します。
「その日はダメだけど、翌週のXX曜日なら」と返って来る場合は「そうか、残念。またの機会ね」と返し、私は予定通りお出かけです。
最初はこの手の返しにも合わせた事があって、でも当日ドタキャンされる事がゼロではなかったので、合わせないことにしました。
これでも「OK、暇だから一緒に行くわ」ってことの方が多いし。
約6年暮らして行き着いたのは、メキシコでは
– 予定は9.5割未定
– 翌週を越してのプランに時間を空けておくのは危険
– 誕生日やBaby Shower、洗礼式など宗教系イベントは返事の信用性が高い
最初は日本人感覚で、起きる可能性の少ない「今度行こう」に肩を落とすこともありました。
でも、1人でフラッと出るのが好きで、プライベートで先々の予定をガチガチにまとめるのが苦手な私には、実は意外に合っていると最近は思っています。