全粒粉100% 自家製食パン

料理は生きるための手段

美味しいかはともかく、作るのはストレス発散で嫌いじゃない。
大学のために上京して以来、一人暮らしをしてるだけに、料理は避けて通れない道だったし。
食べるのは好きだから「それなら美味しいものを」と当時は料理本をよく買い込んでは格闘したものでした。

でも実家では上げ膳据え膳でしたから、炊飯器の使い方も味噌汁の作り方もゼロから、教科書は料理雑誌ですわ。
オカンは炉端屋を繁盛させる腕前だったけど、小さな借家の狭い台所では、無駄のない動線で動くオカンにとって私は足でまとい以外の何者でもない。
だから、受験生の頃は夜食時間に空いた台所に立っても、冷凍おにぎりや粉末スープが私の実家での経験値でした。

今となれば、一人暮らしはこの点で本当に役に立ちました。
カナダ・イタリア・メキシコで一人暮らしをしていた時は、インスタント食品が日本ほど質が高いわけではなく、お金も節約しなければならないわけで、海外の食材での自炊力も上がりました。

もともと食材を気にするタイプではあったけれど、社会人になってからは、自分の収入が許せるレベルでより良い食材を自分の体に入れることを心がけています。
それほど厳しいわけではなく、このサイトでも明らかなように、スイーツだってお菓子だって食べてるけどね。

料理は生きるために必要なことで、それなら可能な限り美味しいものを。
意識、心がけ、そんな程度でね。

cookpadデビュー

冷蔵庫にあるものを単語で並べて検索にかけて、食材の片付け料理をする時によく使ってるcookpad。
お洒落な料理を作れるタイプでもないし、自分が掲載する側になるとは思っていませんでした。

もうかれこれ10年以上かな、日本でも海外でも出勤が早い時はオートミール粥を朝食にしています。
帰国してもコストコで大きいの買って続けていましたが、このコロナ禍で何が発端かよく知らんけど、いきなりオートミールが入手しにくくなりました。

「基本在宅だし腹持ちが短くてもパンでいっか」と朝食をパンに変えました。
でも食材を気にすると、白いパンより茶色いパンが良い。
近所にハードパン専門店ができたので行ってみたら、美味しいけれど毎日食べられる価格ではございません。

そこで、母が数年前に購入したホームベーカリー(HB)で全粒粉100%で作ってみることにしました。
予想通り、そしてHBの説明書通り、高さのない食パンができました。
味は悪くないんだけど、でも粉が凝縮され過ぎているというか…。

全粒粉100%の自家製食パン

材料の温度やベーキングパウダー(BP)を微調整したりて再挑戦するも、どうも高さが出せない。10cm程度。
そこで、海外のレシピを参考にして何回か試してみました。

やっとのことで10cm超え、真ん中なら13cmに高さが出て”コレだ!”と思えた分量に会えたので、なんとなくcookpadに載せることにしました。
操作性もそんなに難しくなく、これからも気が向いた時に載せようかな♪

全粒粉100%の自家製食パン ナッツ入り

これをベースにHBの説明書に沿って、クルミ・アーモンド・ピスタチオ・クコの実を砕いて合計100gにして投入して焼いてみました。
合わせてBPも2g増量して、こちらもやはり成功。

今後も気張らず気が向いた時に、一過性ではなく覚えておきたいレシピを載せようかなと思います。
ちなみに、当レシピはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする