果物天国 ーマッチョなバナナー

果物がいっぱい

「メキシコに来て良かった事をあげて」と言われて一番に思いつくのが果物です。

もちろん日本にだってありますが、価格がもう比べ物になりません。
日本のように個数でもパッケージ毎でもなくkgで買うのが主流なので、好きなように買えるのもありがたいです。

イタリアやカナダに居た時も健康のためにと果物を買う事に努めてはいましたが、思い起こしてもリンゴかオレンジかベリー系程度。

メキシコの方が種類が豊富だと思います。
リンゴやオレンジやベリー系はもちろん、プラム、パパイヤ、ドリアン、スイカ… また言いますが、日本にもあるけどもう値段が違う。サイズも圧倒的に大きいです。スイカなんか顔2つ分くらい。

糖質を控えめにと心掛けていますが、食物に宿る糖分は過剰でなければ逆に取るべきだと思っているので、毎日ではありませんが、ジムに行く日などカロリー消費がちになるだろう日の朝食に食べています。

マンゴー

最近は気候も暖かくなって来たので、待ちに待ったマンゴーが毎日スーパーで山盛りになっています。
日本でもたっまぁに買っていましたが、片手で数えるほどですよ。
今は朝食に1日1個はほぼ毎日食べてます。

こちらに来て気づいたのは、マンゴーには赤味がかかって丸っこい形と黄色で楕円形のものがあること。
日本では特に気にも留めてなかったけれど、大半が前者じゃないかなぁ。
友達のお母さんに聞いたら前者が主にメキシコ産で、後者が主にフィリピン産だそうです。

そんなことを知らなかった渡墨したばかりの頃に食べ比べした事があります。

メキシコ産(赤)は繊維質が強くて口当たりが雑で甘過ぎるかな、お菓子作りにはこちらの方が良さそう。
フィリピン産(黄)は口当たりも滑らかで、若干酸味があり丸ごと食べるのに良さそう。そして、どちらがどこ産など知らない私が好きになってこの数年、夏になると毎日丸ごと食べているのはフィリピンマンゴー(笑)

マッチョなバナナ

マンゴーと並んで私がメキシコでここぞとばかり食べている果物に”Platano Macho(プラタノ・マッチョ)“があります。直訳するとマッチョ・バナナ。

普通のバナナより1.5倍くらいの大きさで、固く、私が知る限りではそのままでは食べられません。
自宅であれば、輪切りにして軽く揚げ焼きをして、クリームを添えて食べます。
イベントなどでは、串刺しで丸揚げだったり、ジャムを掛けて売られていたりします。

私、バナナあまり好きじゃないんですけど、これを初めて食べた時は衝撃でした。
Chiapas(チャパス)州というGuatemala(グアテマラ)との国境沿の州に泊まった時にホテル横のカフェで出て来ました。

友達に勧められて「バナナ苦手だから」と一度断ったものの、調理もしてあったしやはり地元の味を知ろうと挑戦しました。
固定概念は簡単に崩れ、翌朝それだけの為にまたカフェに行き、その後日本にいた時もメキシコ料理で恋しかったものの一つでした。

私は普通のバナナの鼻に抜けるバナナ臭みたいなのが苦手ですが、マッチョバナナは火を通すことで増した甘味が強くて匂いは特に無いというか。
それがクリーム(生クリームではなくてほのかに塩っ気のある、タコスとかに添えるクリーム)とまたベストマッチで。

あー、書いてたら食べたくなってきた♪

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